初めてのマラソン大会参加、やってはいけない一つの行動。
不安と緊張が入り混じりますね。
そんな貴方に覚えておいて欲しい事があります。
初マラソンの8ヶ月後、
小出義雄監督の著書から学んだ
やってはいけないランナーの行動。
スタート後、前が詰まっていても焦らない。
スキマを縫う様に走ってはいけない。
こんにちはジィジです。
1回4Kのコースを週3〜4日走っていました。
大会にエントリーした後は、
1回5K。そして、6Kと増やしていきました。
そうです。
マラソン大会5Kの部に出場します。
5K走れる様にしておきたい。
確実に。
だから、6K走っていました。
不安払拭です。
5Kの部で、途中から歩くなんて
絶対やりたくない。
そんな思いからです。
練習は、順調です。
苦もなく6K走れます。
車ではありますが、コースの下見もやりました。
準備OKです。
大会当日、快晴の青空だったと思います。
初めてのマラソン大会
会場の熱気に興奮をおぼえました。
会社の同僚達のスタートです。
ハーフの部に出場です。
スタート地点はすごい数のランナーで埋め尽くされています。
ワイワイガヤガヤとニギニギしく
皆さん楽しそうにされていました。
「じゃあ後で」と、言い残し
同僚達も人混みの中に入っていきました。
大会会場内は、にぎやかです。
屋台もたくさん出ています。
本部席近くでは、ナニやらイベント等があるようです。
ゼッケン番号を使った抽選会もありました。
今回は、それどころでは有りません。
はやる気持ちと不安を押さえながら
知り合いもいない人混みの中でスタート時刻を待ちます。
スタートの時がやって来ました。
後半位の位置に並びます。
パーンと乾いた音。
スタートです。
が、列は進みません。
一呼吸置いて動き出しました。
スタートラインを超えて、左に折れ道路に出ます。
ハーフ程の人数では無いのですが
道路いっぱいに広がったランナーで、追い抜く事が出来ません。
時間が、気になります。
制限時間45分
1キロ7分で走り、35分でゴールするつもりです。
このペースでは、間に合いません。
焦りました。
道路の端、路側帯を狙います。
左の歩道側には応援の人がいます。
右側です。
ランナーの右を1人づつ抜いて行きます。
少し、バラけて来ました。
今なら行けます。
前の人と横の人の間を縫う様に
前へ前へと進みます。
1キロを過ぎた辺りから
ランナーもまばらになり走り安くなります。
今日は、調子が良いです。
絶好調です。
折り返しを過ぎで、給水所です。
走りながら飲むなんて出来ません。
立ち止まって飲みます。
暑い日です。
スポーツドリンクが冷たく、美味しく感じます。
好調に進んでいたはずです。
ところが、4キロ過ぎ位から何やらおかしく感じます。
いつもと違う感覚です。
突然、キツくなりました。
後、小さな坂を一つ越えれば
そこからは、平だったはず。
最後の一踏ん張り
そう思うのですが、これがキツイ。
道路から公園への引き込み道に入ります。
あのカーブを曲がれば、ゴールか?
カーブを曲がってもゴールなど見えません。
細い道路の脇に、段々と応援の方々が増えて来ます。
もう少しのはず。
見えました。ゴールです。
あと、少しです。
ゴールしました。
やっとの思いで、走り切りました。
ボランティアの方から頂いた水のなんと美味しかったことか。
そして、この達成感はなんだろう。
とにかく、キツかったはずなのに楽しいのです。
完走証を頂きました。
ジィジ 殿
時間 25分 33秒
5Kの部
なんと、飛ばし過ぎです。
1キロ5分ちょっとで走っていました。
キツいはずです。
自己最高速度で走っていました。
後で学んだことですが、
前のランナーを縫う様に追い抜く
ジグザグ走行が、飛ばし過ぎの原因でした。
遅いランナーをゆっくり抜いて行くのとは違い
斜めに縫う様に走ると
どうしてもスピードが上がります。
だから、追い抜くと直ぐ前のランナーに追いつきます。
そうするとこのランナーも、遅いと思い
又抜きにかかります。
この繰り返しが、知らないうちのペースアップに繋がるのだそうです。
横に動くことによって、無駄な筋肉も使います。
エネルギーのロスだらけです。
私は、この行為を後2回やりました。
10K、ハーフと共に初めてのレースです。
なんとか走ってゴールできたのは
たまたまかもしれませんね。
その後、学びました。
おまけ
この初めてのマラソン大会5Kの部に出場し、
その感動からすっかりマラソン大会にハマりました。
この後、10K・ハーフと進み
最後は、フルマラソンまで走る事になろうとは
大会前には、考えられなかった事でした。
今回の話はここまでです。
拙い話を最後まで読んでくださりありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう!!
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